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ペット火葬に生花は入れられる?副葬品の正しい選び方

ペット火葬に生花は入れられる?副葬品の正しい選び方

 大切なペットとの最後の時間に、感謝の気持ちを込めて花を添えたい——そのような想いから、きれいで美しい生花を副葬品として火葬時に入れたいと考えていらっしゃる飼い主さんは多いでしょう。しかし、火葬に適さない花もあり、知らずに入れてしまうと火葬炉のトラブルや遺骨の損傷につながる恐れもあります。この記事では、ペット火葬における生花の取り扱い、副葬品として適した花の種類や注意点を詳しく解説します。後悔のないお見送りのために、ぜひご一読ください。

1.ペット火葬に副葬品として生花を入れる意味

1-1 ペットとのお別れに花を添える心理的効果
 生花は「愛情」や「感謝」を象徴する存在です。
 人の葬儀と同様に、ペットの旅立ちにも花を添えることで、飼い主自身が心の整理をしやすくなる心理的効果があります。
 また、色とりどりの花は、悲しみに包まれた場面に少しでも安らぎを与えてくれます。
 見送る側であるご家族の気持ちを整える意味でも、生花を選ぶ方は多くいらっしゃいます。
 地域性も関係なく、北九州市、筑豊地区、京築地区の方も例外なく、生花を一緒に火葬されるケースがあります。

1-2 副葬品としての花がもつ象徴的な意味
 花は古くから「祈り」や「浄化」を象徴する存在です。
 副葬品として添えることで、「天国でも幸せでいてね」「ありがとう」というメッセージを花に託すことができます。
 とくに、ペットがよく遊んでいた場所の草花や、季節の花を選ぶことで、より深い意味を持つ供養となるでしょう。
 弊社では、ペット火葬のご依頼を受けた際、可能な限り、生花をお持ちしておりますので、そちらもご活用ください。

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2.生花を火葬に入れる際の注意点とNG例

2-1 水分量・色素・香料による火葬炉への影響
 生花は見た目に美しく、想いを込めやすい副葬品ですが、水分を多く含むため、火葬炉に負荷をかける可能性があります。
 とくに以下の点に注意が必要です。
  ・ 水分の多い花(ユリ、バラなど)
    温度が下がりやすく、不完全燃焼の原因になる
  ・ 色素の強い花(青・紫の濃い色)
    遺骨に色移りするリスクがある
  ・ 香料や農薬が多い花
    有害な煙やにおいが発生する場合がある
 これらの理由から、すべての花が火葬に適しているわけではありません。
 しかし、弊社としては、できるだけご家族の想いに沿ったお別れをしたいと思っておりますので、一度ご相談ください。

2-2 火葬に適さない生花とトラブル事例
 実際に、以下のような事例が報告されています。
  ・ バラや菊を大量に入れた結果、火葬時間が大幅に延び、追加料金が発生した
  ・ 花の茎が焦げて黒煙が出てしまい、炉の内部に汚れが残った
  ・ 花の染料で遺骨が変色し、返骨後にトラブルになった
 こうしたトラブルを防ぐためにも、事前に弊社を含めた火葬業者へ確認することが重要です。
 弊社への影響はあまり考えなくて大丈夫ですが、ご遺体やご家族へのマイナスの影響は避けたいところです。

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3.副葬品として適した花の種類と代替案

3-1 火葬に適した花の例(カスミソウ・カーネーションなど)
 火葬に向いているとされる生花には、特徴などから以下のような種類があります。
  ・ カスミソウ
  ・ カーネーション
  ・ スターチス
  ・ 小さな花束(花の量が少なめ)
 生花であっても、入れすぎはNGです。目安としては小さな花1~2輪程度が無難です。
 遠賀川をよく散歩していたペットには、白色のチューリップを一緒に火葬した方もいらっしゃいました。
 福岡、特に筑豊地区にお住まいの方にはなじみのお花ですよね。
 生花があると、一段と華やかになります。
 ご要望があれば、何でもご相談ください。

3-2 生花の代わりに選ばれている安全な副葬品
 火葬時に入れる副葬品としては、生花以外にも安全で人気のあるものがあります。
  ・ 手紙・メッセージカード:想いを文字にして添える
  ・ ガーゼやタオルなどの布製品:ペットが愛用していた物
  ・ おやつ・少量のドライフード:火葬業者が許可している場合のみ
 最近では、ペット用の副葬品セットも販売されており、火葬に適した素材で作られているため安心して使用できます。
 それらを活用することもひとつの方法ですが、やはり、メッセージカードを添えられている方が多い印象です。

 まとめ
 生花を副葬品として使うことは、ペットとのお別れをより心温まるものにしてくれます。
 しかし、火葬に適さない花を入れることでトラブルが起きる可能性もあるため、事前の確認と準備が大切です。
 火葬業者に相談しながら、安全に気持ちを伝える方法を選びましょう。
 大切な家族であるペットに、心からの「ありがとう」を届けるために——。

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