2025.12.05

御朱印の価値とは？書置きと直書きの違いと選び方

御朱印巡りを始めると、必ず耳にする「書置き」と「直書き」。
どちらが良いの？違いは？どう選ぶべき？――そんな疑問を持つ方は少なくありません。
御朱印はただの“印”ではなく、参拝の証であり、ご縁をいただく大切な記録です。

本記事では、御朱印の種類・価値・選び方、そして受け取る際のマナーまで、御朱印初心者でも安心して巡れる内容をまとめました。
冬の御朱印巡りや、これから御朱印帳デビューを考えている方にもおすすめです。

1. 御朱印の基礎知識

御朱印は「参拝した証」であり、寺社とのご縁を形としていただくものです。
そのため、美術品の収集とは異なり、気に入ったらもらう…ではなく、ご縁をいただく姿勢が大切と言われています。

もともとは写経を納めた際の受取印で、祈りを込めた証でした。
現代では参拝記録・巡礼記録としての意味が強く、旅・祈り・ご縁の軌跡として、多くの方に愛されています。

書置きとは、あらかじめ用意された御朱印を紙でもらう形式です。
メリット
・行列を避けられる
・美しいデザインや限定御朱印が多い
・持ち歩きが不要で初心者向け

注意点
・貼る際にのり・両面テープが必要
・湿気や折れによる劣化に注意

直書きは、御朱印帳にその場で書いていただく御朱印です。

メリット
・その時の空気・墨の勢い・ご縁を感じられる
・参拝の実感が深く残る

注意点
・混雑時は時間がかかる
・墨が乾く前の扱いに注意

最初の1冊目は、直書きから始める人が多い傾向にあります。
理由は、御朱印帳が「旅の証」に感じられ、思い出が深まるためです。

御朱印は参拝の証。先に必ずお参りし、その後に御朱印をお願いしましょう。

・開くページを準備
・両手で丁寧にお渡し
・書いていただいたら、必ず感謝を伝える

小さな行動ですが、寺社では大切な礼儀です。

冬は空気が澄み、境内が静かで、より参拝に集中できる季節です。
防寒と歩きやすい靴があれば、御朱印巡りはより楽しくなります。

筑豊エリア・小竹町の聖光寺では、季節限定の御朱印を頒布中です。
□ 書置き：800円
□ 直書き：2,000円

スケジュールはInstagramにて更新しています。
法要対応などで変更になる場合もございますので、事前にご確認いただけると安心です。

御朱印は、ただ集めるものではなく、祈りとご縁の記録です。
書置き・直書き、どちらにも魅力があります。
迷ったときは、**「何のために受けるのか」**を意識すると、自然と答えが見えてきます。

冬の参拝や御朱印巡りが、心温まる時間となりますように。