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御朱印帳の選び方と保管方法 ― 末永く大切にするために

御朱印帳の選び方と保管方法 ― 末永く大切にするために

1.はじめに

御朱印巡りを楽しむ方が増えている一方、
「どんな御朱印帳を選べばいい?」「保管はどうすれば劣化しない?」
と悩む声もよく耳にします。

今回は、筑豊エリアで御朱印を集めている皆さまに向けて、
御朱印帳の選び方・使い方・保管方法を分かりやすくまとめました。
聖光寺で御朱印をいただいている方にも役立つ内容になっています。

2.御朱印帳の選び方 ― 失敗しない3つのポイント

 

① 蛇腹式 or 本綴じ式?用途で決める

御朱印帳には主に2種類あります。

蛇腹式(じゃばら)
 → 片面・両面を自由に使える/写真映えする/御朱印旅行に向く

本綴じ式
 → ページが傷みにくい/長持ちしやすい/筆書きがきれいに収まる

「御朱印をたくさん集めたい方」は蛇腹式、
「1冊を丁寧に使いたい方」は本綴じ式がおすすめです。

② 表紙の素材で耐久性が大きく変わる

御朱印帳の表紙には、布張り・和紙・合皮などがあります。

布張り(ちりめん、金襴など)
 → 高級感があり写真映え、一般的に人気

合皮
 → 汚れに強く、長期保管向き

和紙表紙
 → デザイン性は高いが、水濡れに弱い

雨の日も参拝する方、屋外での使用が多い方は、
汚れに強い素材を選ぶと失敗しません。

③ サイズの違いにも注意(小サイズ・大サイズ)

御朱印帳には通常2サイズがあります。

小サイズ(11cm × 16cm前後)
 → 持ち運びが楽・女性に人気

大サイズ(12cm × 18cm前後)
→ 大きい御朱印や書き置き用に便利

特に最近は、季節限定や特大サイズの御朱印も増えているため、
大サイズの御朱印帳を1冊は持っておくと安心です。

3.御朱印帳の正しい使い方

・同じ神社や寺院の御朱印は続けて書いてもらう?

正解はありませんが、
「1冊にいろいろな寺社の御朱印を集める」が一般的です。
ただ、推し寺や推し神社がある方は、専用の一冊を作るのもおすすめ。

・書き置き御朱印の貼り方

マステ・和紙テープを使用して、
四隅を軽く留めるだけにするのがポイント。
のちに剥がすときも紙が傷みにくくなります。

4.御朱印帳の保管方法 ― 長持ちのコツ

 

① 湿気を避ける(最重要)

御朱印帳は和紙を使うため湿気に弱く、
カビの原因にもなります。

風通しの良い場所に保管

密閉箱に入れる場合は「乾燥剤」を同封

夏場はとくに注意

② 直射日光を避ける

日光で表紙の布が色褪せやすいため、
本棚・箱・引き出しなど暗所で保管しましょう。

③ 専用カバーの使用

ビニールカバー・布カバーを使えば、
外出時の汚れや折れを防げます。
最近はデザイン性の高い御朱印帳カバーも増えています。

④ お寺巡りの途中で濡れたら?

雨の日の参拝後は、
表紙を開いて自然乾燥させるのがベスト。
閉じたままだと湿気がこもり、波打ちの原因になります。

5.御朱印めぐりがもっと楽しくなるポイント

 

● 季節ごとの限定御朱印をチェックする

筑豊エリアでも、寺院ごとに季節限定御朱印が増えています。
冬の期間は、

年末限定御朱印

正月御朱印

干支御朱印
など、巡るのがもっと楽しくなるシーズン。

● 聖光寺でも季節御朱印を頒布中

聖光寺(福岡県小竹町)では、
年末に向けて限定御朱印や来年の干支にちなんだ授与品をご用意しています。

御朱印帳を整えておくと、
冬の参拝がもっと充実します。

まとめ

御朱印帳は、
“参拝のご縁を形にする大切な宝物”。

だからこそ、
選び方・使い方・保管方法に少しこだわるだけで、
末永く美しく残すことができます。

筑豊エリアで御朱印巡りをされる際は、
ぜひ今回のポイントを参考にしてみてください🌿
聖光寺でも皆さまの参拝を心よりお待ちしております。